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三々五々

日常の中で考えたこととか、自分の生活の中で体験して得たこととかを発信していきたいと思います。

痛みのない世界は生きやすいか?

少し前に、生まれて初めて扁桃炎というものにかかりました。
もともと扁桃が大きかったわけでも腫れやすかったわけでもないのに、こんないい大人になってしまってから、突然。
 
あれ、めっちゃくちゃ痛いんですよね。
だって口が開けられない、首も動かせない、唾液も飲めない。
薬を飲むのも本当に大変だった。
(唾液も飲めないのに水と錠剤を飲むんだよ??しかも1日3回も。ありえない!)
 
風邪ひいて喉が痛くなる、くらいの経験はもちろんこれまでに何度もありましたが、そんなの比べものにならないくらい痛かった。喉って、こんなに痛くなれるのか!(?)って感じ。
 
熱も39度台からなかなか下がらずになんやかんやで4日くらい仕事を休み、出張も替わってもらうはめになったりしたんですが、家で寝ていてもただひたすらに喉だけが痛かった。逆に言うと、喉以外はわりとなんともなかったんです。咳も出ないし。
 
そういう壮絶な1週間を過ごしながら「もし人間が痛みを感じなかったら、あたしは今頃普通に仕事に行けてたし、出張も替わってもらわなくてよかったのに…」とけっこう本気で考えたりしてました。(いや、熱はあったから実際ムリなんだけど)
 
それでふと思いました。
人間が本当に痛みを感じなかったら、どんな生活になるんだろうか?
 
例えば、私は事務仕事なので書類の束を扱う機会が頻繁にあるんですが、紙の端で指を切ってしまうことがよくあります。(しかも、それが結構痛い。)だから、紙を扱うときは手を切らないように慎重になるし、そのせいで作業スピードが落ちることもある。
 
でも、痛みを感じなかったら、作業スピードだけを重視して、自分の手が切れてしまうことはあんまり気にしなくなるかもしれない。そうしたら、仕事も早く終わって、結構便利なんじゃないか??
 
…あ、でも、紙が血で汚れると困るから、やっぱり気をつけなきゃいけないのは一緒かも。その場合、指が切れてることに気付かなくて、気づいたら血まみれ!みたいになっちゃうんだろーか。それは困るなあ。切れたら、切れた!っていう目印があるといいよね。視覚的な目印は見逃す可能性があるから、できれば切った時点でわかるような目印がさ。
 
 
ーーー
 
 
例えば、料理するときは包丁で手を切らないようにとか、やけどしないようにとか色々と気をつけるよね。手を切っちゃったら痛いし、やけどしても痛いから。
 
でも、痛みを感じなかったらそれもあんまり気にせずに純粋に料理を楽しめるのかもしれない。包丁を使うときは食材を抑える手は猫の手だよーとかも教えなくなっちゃうのかな。もうみんな一緒に指とか切っちゃっても全然気にしなくなるのかもしれない。
 
…でも指を切ったらキッチンが血まみれになるよね。やっぱり、「キッチンが血まみれにならないように、猫の手ですよー」って教えなきゃいけないのは同じなのかもしれない。それに指を切っちゃったら不便だもんね。
それにやけどして、皮がむけたりしたら見た目も悪くなっちゃう。「きれいな手を維持するためにはやけどに注意しよう!」って教えるのかしら。
 
ーーー
 
自分の足に合わない靴を履くと、足が痛くなりますよね。特に女性のハイヒールなんかは、外反母趾っていう超痛いやつの原因にもなる。出先で靴擦れなんかするのも最悪。
 
でも、痛みを感じなかったら、そういう心配はなくなるのかもしれない。「足が痛くなるから」っていう理由でかわいいハイヒールの靴とかを諦める必要はなくなるし、旅行の前に靴を履き慣らしておく必要もなくなる。
 
むしろ、足を労わる必要がないのでもっと先進的な靴が開発されるかもしれない。木の靴とかガラスの靴とかがもっと一般的になるかもしれないし、コンクリート素材の靴とか、鉱物が埋め込まれた岩の靴とかも出てくるかもしれない。バラのつるの靴とか。
 
だけど、うん、やっぱり血は出るよね。朝、最近流行りの鉄と大理石の異種素材のハイヒールを履いて出かけていった姉の行方は、血の足跡をたどればわかるよ!みたいなことになると、ホラーだ。
でも、それが一般的になっちゃえば、別にホラーでもなくなるんだろうか。若い女性に貧血が増えそう。そーゆー靴を履いて出かけるなら、3日くらい前からレバーとか食べて鉄分とっておこうね、とかなるんだろうか。私、レバー嫌いなんだけど。
 
 
……
 
 
結論
 
痛みだけをなくすだけじゃなくて、血も出ないようにしないとむしろ不便。
 
 
それでは