三々五々

日常の中で考えたこととか、自分の生活の中で体験して得たこととかを発信していきたいと思います。

すぐインプットが足りなくなる

私は絵を描いたり、WEBの制作などで頭の中にあるものをアウトプットすることがよくありますが、インプットがすぐなくなるなぁと感じます。

インプットが足りなくなった状態でアウトプットすると、いちおう形にはなっているんだけど芯が入ってない、ハリボテだけの「空砲」みたいな作品ができあがります。もちろん、そうやって出来た作品はいい作品とは言えないし、その作品の見どころとか込めた思いなんかも語ることができません。何もこもってないから。

大体、インプットが足りているときの制作は、「やろう!」って気負わなくても勝手に手が動いてくれます。よく知っている人について、「こういうとき、あの人ならこうするだろうな」って簡単に想像がつくみたいに、「ここをこういうふうに作ったら、こっちはこうするとしっくりくるだろうな」っていうのがあんまり意識しなくてもわかったりします。

とりあえず途中までやってみたけど、いちいちう〜んと考えないと進んでいかない、っていうときは大抵、インプットが弾切れのとき。全然知らない人について「あの人って休日何してるのかなぁ。買い物?映画?友だちと遊ぶ?どれも想像つかないなぁ…」みたいな感じ。

「見た目がいかついのに、可愛いものが大好き」っていう人を知っている(インプットしてある)と、次にいかつい人に出会ったときに「この人はもしかしたらネコとかウサギとか好きかもしれないな」って思うことができるけど、そういう人に会ったことがない(インプットがない)と「う〜んこの人は多分シルバーアクセサリーとかドクロとか好きなんだろうな!」って思い込んじゃって、作品がワンパターンになったり誰でも思いつくような作品になっちゃったりする。

あと、インプットを増やすには、色んなものを見たり色んな体験をしたりしてアイデアや情報を溜めるという方法以外に、すでに持っているアイデアや情報同士を組み合わせて新しいアイデアを生み出すという方法もある。多分、インプットがすぐになくなるのは、情報を溜める→使う→なくなる→また溜める→使う…の繰り返しだからだ。少しのインプットが長持ちする人は、溜める→使う→生み出す→使う→生み出す→使う…のサイクルができるんだと思う。インプットが少なくなっても新たに生み出せるから、溜めにいく回数が少なくて済むし、生み出してる間のインプットも蓄えにできるんだろう。

これって料理に少し似ている。料理は慣れないとレシピどおりの食材が全部揃っていないと作れなかったり、余った食材をどう使っていいかわからなくて結局だめにしたりする。慣れてくると、ありものの食材でできるものを考えたり、足りないものを既に持っている何かで代用できないか考えて工夫することができるようになる。

 私がインプットがすぐなくなるのは、多分料理初心者みたいに、既に持っているアイデアや情報の何割かを無駄にしていたり、押入れにしまい込んじゃったりしてるからなんだろうな。しかも一回しまいこんじゃうとそうそう出せないので、結局新しいのを探しにいかなきゃならない。

 

…んで。

何か新しいことを始めたばかりの時、なんでもいちいちう〜んと考えないと進めていけない時は、まだインプットが一度も100%を越えてない(上限はないと思うのであえてこういう言い方をします)状態なのかなと思います。だからそういう場合は早くインプット100%を超えるように努力すると、アウトプットしやすくなるのかな?と思います。

別に新しいことを始めるときに限らずとも、何か作ろうとしていてなにも思いつかないとき、あちきの発想力は腐っている、ダメだ〜とか思わずに、お腹すいた〜ごはんごはんって感じに落ち込むことなくインプットしていきたいなと思いました。

 

いまいち締まらないけど疲れたのでおわります。

 

それでは