風力発電機が怖い
風力発電機、正確には「風力原動機」もしくは「風力タービン」と言うらしいんだけど(Wikipedia参照)、あたくし、あれがどうも怖いんですよ。
怖いといっても、「ギャー」と悲鳴を上げて逃げるとか、「ヒッ」と息が詰まって気絶するとかってほどではないんだけど、あいつが出ると「うわっ、出やがった!」って感じ。
どっかの高速道路を走ってて、山の向こうに一列に並んだ大量のあいつらが次から次へと姿を現したときは「ひぇ〜やめて増えないで」って目を逸らたりした。
なんでそんなものが怖いのか自分でもよくわからないんだけど、とにかく初めて見たときから不気味に感じていた。別に恐怖症というほどではないんだと思うけど、とにかくあまり目に入れたくない。
気になったのでぐぐってみたら、どうやらあいつらが怖いという人は結構いるみたいだ。私だけじゃなかった!
見てみると、怖がっている人たちの中でも、その理由は
・大きすぎて怖い
・細長いプロペラが高速で回っているのが怖い
・あの大きさと比較して自分が小さく孤独に見えて怖い
とさまざまだけれけど、私の場合はなんかこう、「異世界感」というか、「異形のもの」「おばけっぽさ」みたいなのを感じる。
あいつらがいるのって海沿いとか高い山の上とかなので、そういう自然の中ですごく浮いちゃってる感じがする。それに、あいつらは人工物ではあるんだけど、例えば鉄塔とかビルみたいに継ぎ目というかジョイントみたいなのもなくて「すらっ」「つるっ」としてるのが、よけい不自然に感じるのかもしれない。
「自然でもないのに人工物でないものにも見える」ところがミソなのかな。
とか考えながらWikipediaで画像をチラチラ見ていて(怖いもの見たさ)思ったけど、たぶん、あの下から上に伸びるにつれて細くなっている台座の部分が「首」に見えるんだと思う。
で、その「首」の先についているはずの「顔」があんな細長い三つ又のプロペラなんだからひとたまりもない。
あれがもし普通に扇風機や換気扇みたいな丸っこいプロペラだったら、シルエットも丸っこくなるので、そこまで「異形」を感じないと思う。うんうん。
理由を解明(?)したところで怖いもんは怖いんだけど。
と、ここまで書いて検索結果にもっとゾッとする「怖さの理由」を見つけてしまった。
「回っているときの音」だって!
わたし、音は聞いたことないんだけど、あれの音を聞こうと思ったら、車に乗りながらとかじゃなく、歩いて近くまで行くわけでしょ?いや、近くまでは車で行くにしてもそっから下りなきゃ聞こえないよね?
下りたら生であいつと対峙するわけでしょう???
それは怖い。しかも、どんな音がするっていうんだ?
想像しただけで怖い!
怖いのでもう今日はおしまい!
それでは。